presented by Kei.Grande @ First In First Out

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あの日、あの時、そこにいた

カレンダーの上では夏の訪れが近づいているのに、
ちっとも夏らしくない気候となっている今日この頃。

あの事件から2度目の6月8日がやってきました。

※真面目な内容なので「続きを読む」を使います
今までいろんな形ではぐらかしてきましたが、
ようやく心の整理がつきましたので、書きたいと思います。

2年前の今日、あの時。自分はあの現場のすぐ近くにいました。

最初にトラックが突っ込んだあの交差点、その近くの吉野屋で食事中のこと。
突然鈍い衝撃音がした直後、ガラス越しに聞こえてきた悲鳴。
鳴り響く怒号、悲鳴、サイレンの音……。
いつもの秋葉原とは違って、なにもかもがとても異様な光景でした。

ようやく警察が来て、ガラス戸の鍵が開けられ、外に出ると、
さっき通ったはずの歩道には点々と赤いものが落ちていました。

普段なら落ちているはずのない、人の血でした

目の前で、あんなに呆気なく人の命が消えてしまうなんて、
考えたくもなかったです。

あの時、生まれて初めて人ごみを怖いと感じました。
人ごみの中であんな衝撃的な出来事が起こったとことや、
同じような行動に出る人がいるかも知れないと思ったということもありますが、、
事件直後、あの光景を他人事のように携帯のカメラで撮影している人たちを見て、
言い知れぬ恐怖のようなものを感じたからです。

これ以上の出来事は当時の報道を見た方が詳しいですし、
ここで自分が語るにはあまりにも思い出したくないことばかりですので、
書かないことにします。

自分が好きな曲に、桃井はるこさんが歌う「21世紀」があります。



このPVの3:47~3:51には、かつての秋葉原の風景が映されていますが、
その中には、あの事件の舞台となった場所もあります。

あの事件を境に、この曲への印象が変わってしまいました。

本当はやって来た21世紀に対して、考えていたものとは違うけど、
明るい未来がやってくるということを描いた歌のはずなのに、
「創られるべき未来は、本当はこんなのじゃなかった……」
という、悲痛な叫びのように感じるようになりました。

あの明るくて、ちょっぴり切なく聞こえたあのメロディが、
まるでレクイエムのように感じてしまうのは、なぜでしょうか……。

7月に歩行者天国が復活するそうです。
徐々に以前の秋葉原の風景に戻りつつありますが、
ですが、決してこの事件を風化させてはいけないと切に思います。


6月6日の午後、あの事件の現場で祈りを捧げてきました。

あの日もいつもと同じ賑やかな秋葉原。
たけど、いつもよりも捧げられた花やお供物は多かったように思います。

被害者の方々の中に、親しかった方がいたわけじゃありません。
ですが、自分自身の心に区切りを付ける意味でそうしました。
祈りを捧げ、清々しい気持ちでその場を立ち去りました。

しかし、駅に行こうと再びその場所を通りかかった時、
目を疑いたくなる光景が飛び込んできました。

そこには、カメラマンとマイクを持ったスタッフ、
そしてインタビュアーらしきスーツの男の人が、
現場で祈る人に演技指導らしきことをしていたのです。

今でも祈りを捧げている人がいること、それを伝えることは
マスコミの人たちの仕事ですので、どうこう言うつもりはありません。

ですが、真実をねじ曲げてまで伝える必要はあるのでしょうか。

被害に遭われた方々やその関係者の悲しさは計り知れません。
ですが、この事件を悲劇にしたいとは考えていないと思うのです。
所詮彼らにとっては、そんな気持ちは魅力的なコンテンツでしかないんですね。
そう思うと、悔しかったですし、怒りがこみ上げてきましたし、悲しかったです。
この時ばかりは、マスコミの仕事を軽蔑しました。

本来自分が言うようなことじゃないのでしょうが、
気持ちのやり場がなかったので、ここに書くことにしました。
気分を害された方は、申し訳ございません。


二度とこのようなことが繰り返されないことを祈って、
この項を締めくくりたいと思います。
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プロフィール

Kei.グランテ

Author:Kei.グランテ
 
四国代表(何の?)
 
4コマ漫画と徳島ヴォルティスを愛する約一名。
「First In First Out」というサークルで4コマオンリーイベントに出没中。

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