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「まんがタイムジャンボ」について考える

……はっ!
気がついたら一週間も更新してませんでした。先週末に更新しようと思ってたのに。
確か日立台に観戦に行って、更新する気力が無くなったような……思い出したくない!!

閑話休題。

4コマ作品を取り扱ったサークルをやっておきながら、
全然4コマの話をしてなかったので、4コマ談義を少々。
……と言いながら長くなってしまったので「続きを読む」を使います。

ちなみにタイトルの元ネタは子供の頃からよく聴いていたラジオ番組に由来します(汗)。
今回は、まんがタイムジャンボという雑誌について考えてみます。
トリコロやひだまりスケッチを取り扱ってるサークルとしては
きらら系の話をすべきでしょうが、そのルーツとして考えられるという理由からです。

まんがタイムジャンボは1995年に創刊。今年で創刊から15周年を迎えます。
雑誌の形態も変化が多く、中綴じ→平綴じ→中綴じと移り変わっています。
その分、連載される作品の量もかなり変化しましたが。

初期から中期にかけては所謂ファミリー系の作品も多く連載されていましたが、
現在は可愛い絵柄の作品の割合が多くなり、昔ながらの作品が随分少なくなりました。
この理由については、昔から新人を積極的に使ってきたのが大きく影響しています。
そして、それがまんがタイムジャンボの最大の特徴でもあります。

それを最もよく表している例としては、創刊初期から行われていた
「爆笑4コマバトル」であるといえるでしょう。
※確か数回名前が変わったと思われます。「新人4コマレース」の時期もあったかも?

「爆笑4コマバトル」のルールですが、以下の通りとなっております。
(引用:まんがタイムジャンボ 2002年1月号 原文ママ)


21世紀を担う新鋭まんが家を、あなたが選んで下さい!

このコーナーでは「新鋭スペシャル」と題しまして、
反響が多かった新人と現在頑張っている新鋭陣7名に、
同じテーマを出題し腕を競い合っていただいています。
ここで読者の皆さんにお願いがあります。
AからGまで7作品の中から最も面白かったものをひとつ選び、
203ページのアンケートの「爆笑4コマバトル」の記号に○を付けて下さい。
集計結果は、各作家の得票ポイントとして発表いたします。
成績優秀者には連載権が与えられます!
なお、第10回を持ちまして秦泉寺こまきさんはこのコーナーを卒業されました。
135ページからの新連載も応援よろしくお願いします!
今回から、椎名二葉さんが加わりますますパワーUPのこのコーナー
次に連載を勝ちとるのは誰かっ!? それを決めるのは読者の皆さんです!!


この回は第11回だったのですが、この回では
椎名二葉先生、ほへと丸先生、渡辺志保梨先生、奈々緒舞流先生、
海藍先生、月原こなん先生、弓長九天先生いった先生方が参加されており、
また、過去には辻灯子先生やナントカ先生など、
現在も第一線で頑張っている先生方も非常に多く排出しています。
(ちなみに海藍先生が出していた作品が「ママはトラブル標準装備」の元となります)

つまり「まんがタイムジャンボ」は新人を育てる土壌としての役割であり、
そこで育った作家は「まんがタイム」や「まんがホーム」などのファミリー系の雑誌に
はばたいていくこととなります。

しかし、近年はその良い面が徐々に失われつつあるように思います。
かつてはベテランや中堅クラスの作品も多く、その中で切磋琢磨されることで
スキルが磨かれていた面があったと思われますが、
近年はビジュアル重視の面が顕著に出ており、ベテランは漏れなく淘汰され、
中堅も一部を除いて連載終了が目立つ状況にあります。

また、中途半端な形での連載終了が目立ちます。
新連載が始まって単行本が発行される寸前での連載終了等、
かつての某週刊誌のように、作家を使い捨てにする傾向があるように思われます。

それに伴い、単行本が刊行しても作品が完全収録されることが少なく、
ヘタすると、クライマックスの部分が単行本に収録されないということもあります。

一例を挙げるとすると、ナントカ先生の「ヒツジの執事」でしょうか。
まんがタイムジャンボで連載していた「仔うさぎ月暦」は一部作品が削られ、
まんがタイムラブリーで連載していた「ミニっきえにっき」に至っては未収録という始末。
新人時代から長い間活躍された作家さんに対してその仕打ちはなかろうに。

傾向としては、身近の同人イベントでビジュアルが綺麗な作家さんを調達してきて、
人気が出なかったら切るというようなやり方をしているように思われます。
描きたい作家さんはたくさんいますからね。

ですが、このやり方は作家さんの固有スキルに依る部分が大きいため、
ヒット作品が出せる作家さんに当たる確立は非常に低く、効率的でない。
また、十分な指導を与えなければ作品のレベルアップも望めません。

先述した「爆笑4コマバトル」のシステムはよくできていたと思います。

新人同士で競わせて競争意識を植え付け、スキルアップを促す。
読者に直接評価させることで連載に耐えうるかの判断ができる。
優秀な作家は連載を持たせ、芳文社としても囲い込みができる。

作家はデビューができる、芳文社は優秀な作家を確保できる、
読者は面白い作品ができる、三者にとって非常に良いシステムだと思いました。

ここでいま一度、先人たちが築き上げた「まんがタイムジャンボ」の役割を
もう一度考えてみるべきではないでしょうか。
そして、再びジャンボで育った先生方が第一線で活躍することを、切に願います。

長々と書きましたが、今後、また「まんがタイムジャンボ」が
良い方向に転換してくれる事を期待して、
この項を締めたいと思います。
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プロフィール

Kei.グランテ

Author:Kei.グランテ
 
四国代表(何の?)
 
4コマ漫画と徳島ヴォルティスを愛する約一名。
「First In First Out」というサークルで4コマオンリーイベントに出没中。

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